むし歯の早期発見・早期予防

 昔は、虫歯は小さいうちに削って治すのが良いと信じられてきていましたが、その後様々な研究が行われた結果、適切な予防(歯磨きやフッ化物の利用)を行えば進行を止められる虫歯の場合には、削らずに様子を見たほうが歯が長持ちするということがわかってきました。つまり、「早期発見・早期治療」ではなく、「早期発見・早期予防」です。
 ただし、予防をしても進行を止められないような虫歯の場合には、当然治療が必要になります。
 また、専門家が見ても治療するべきか予防するべきか、判断が難しい虫歯もあります。
 そのような場合には、最低3ヶ月は様子を見て、虫歯が進行しているようであれば治療、進行していないのであれば予防で経過観察を続けるというのも一つの方法です。
(通常の虫歯であれば、3ヶ月~半年程度で急速に進行するということはほぼありません)
(「歯チャンネル88」より)

虫歯予防の極意

 虫歯予防の極意は、口の中のphを5.6以上に保つことです。
 口の中のphは、普段は6.7位に維持されています。この状態では絶対虫歯になりません。(pHとは酸やアルカリの程度を示す単位。7は中性、7より大はアルカリ性、小は酸性)
 しかし、糖を含んだ飲食物を摂取するとプラーク中の細菌が酸を産生し、phが下がります。そしてphが5.5以下になると、ついに歯が溶け始めます!
 一度酸性になってしまったphは、時間が経つと自然にもとのphである6.7(中性)に戻るのですが、phが5.5以下の状態が長い時間続くと歯にポッカリと穴が空いてしまうのです!
(「歯チャンネル88」より)

虫歯菌の感染源

 虫歯菌の感染源の約70%は、「赤ちゃんのお母さん」です。
 赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる間は、赤ちゃんのお口の中に細菌はいません。
 しかし、「オギャ~」と産声を上げて生れ落ちた瞬間からお口の中には何種類もの細菌が住み着きだします。この細菌の中には良い菌もいれば悪い菌もいるのですが、虫歯菌もその1つです。
 最近の研究で、この虫歯菌は約70%の確率でお母さんから赤ちゃんにうつることが分かりました。つまりお母さんのお口の中が不衛生な状態だと、生まれてきた赤ちゃんのお口の中に住み着く虫歯菌の数も増えてしまい、将来的に虫歯になりやすくなってしまうのです!
 これからお母さんになる人は、虫歯や歯周病の治療をしっかりとしてから出産に備えることをおすすめします。そうすることで自分自身の歯を守るだけではなく、生まれてくる赤ちゃんの歯を守ることにもなるのです!
 ちなみに、面白いデータがあるので紹介しておきます。
 アメリカでベビーシッターに育てられた子供は、そうでない子供と比べて虫歯の数が少ないという調査報告がありました。
 ベビーシッターは子供に「キス」をしたり「口移しでものを食べさせる」ということが少ないため、虫歯菌がうつる機会も少なくなるからだと考えられています。
 つまり、子供の虫歯を防ぐためには極力キスをしたりしないほうが良いのですが、これらのスキンシップを全く行わないことは、赤ちゃんの情緒発育の面で問題がある気がします。
 ですので、やはりお母さん自身がしっかりとお口のケアをすること、また、赤ちゃんのお口のケアをしていくことが大切でしょう。
(「歯チャンネル88」より)

ママのスマホになりたい

 世界中が感動した、シンガポールの小学生の作文『スマホになりたい』を元に、人気絵本作家・のぶみさんが描く、全国のママに読んで欲しい一冊です。

作: のぶみ
出版社: WAVE出版

【内容】 

 お料理が終わると、スマホ。赤ちゃんをあやした後は、スマホ、テレビを見た後は、スマホ……。ママは、スマホばっかり見てて、全然自分のことを見てくれない、と困っているカンタロウ君がしたこととは……。
人気絵本作家・のぶみさんが描く、ママがわが子をぎゅっと抱きしめたくなる、ちょっぴり切なくて、あたたかい絵本です。

(絵本ナビより)

ママ

 

 「ママ」は、育児真っ最中のママにおすすめの本のタイトルです。
【作: むろぞの くみ まなべ なほ/出版社: 主婦の友社】
【内容の紹介】
 わたしはいいママかしら?どんなママでもきっと感じている不安。でも、だいじょうぶ。
 がんばっているあなたは そのままで 最高のママなのです。
<絵本ナビより>

虫歯

正式名称は「齲食症(うしょくしょう)」 。口腔内に「ストレプトコッカス・ミュータンス」という細菌がいる場合、食物の糖を分解してグルガンという物質をつくる。それが歯垢になり、細菌をため込んだ結果、乳酸発酵した酸が歯のエナメル質を徐々に溶かし、最終的には歯に穴があく。歯垢がたまりやすい場所は、特に虫歯のできやすい部位。C1、C2、C3、C4の4種類があり、Cの横の数字が大きいものほど、ひどい虫歯を表す。

 (出典:健康用語辞典)

物がつかめるようになった頃の安全管理

赤ちゃんが物がつかめるようになった頃に気を付けることをまとめてみました。

①タバコや灰皿はいつも赤ちゃんの手の届かないところに置く。②おもちゃは安全マークを目安に選び、プラスチックの薄い突起や、とがった部分がないか確認する。③ 赤ちゃんを抱きながら、熱い食べ物や飲み物を食べたり飲んだりしない。④ドアのちょうつがい部分に、赤ちゃんの指が入らないように注意をする。⑤赤ちゃんが座るそばに、角や縁のするどい物を置かない。
(参考資料『国立保健医療科学院』)

 

沐浴

 沐浴とは乳児の身体を洗うことです。一般的には新生児を大人とは別に、ベビーバスなどで洗ってあげることを指します。着がえはあらかじめ用意しておきます。時間は、毎日だいたい一定の時間にしましょう。授乳直後の満腹のとき、授乳直前の空腹のときは、避けた方がよいといわれています。

物がつかめるようになった頃の安全管理

 赤ちゃんが物がつかめるようになった頃に気を付けることをまとめてみました。

①タバコや灰皿はいつも赤ちゃんの手の届かないところに置く。②おもちゃは安全マークを目安に選び、プラスチックの薄い突起や、とがった部分がないか確認する。③ 赤ちゃんを抱きながら、熱い食べ物や飲み物を食べたり飲んだりしない。④ドアのちょうつがい部分に、赤ちゃんの指が入らないように注意をする。⑤赤ちゃんが座るそばに、角や縁のするどい物を置かない。
(参考資料『国立保健医療科学院』)

モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育とは、イタリア人の女医のマリア・モンテッソーリが知的障害児のための教育を研究していく中でその教育法が普通児にも大変、効果的だと気がついたことが始まりです。
 モンテッソーリの教育は「適切な環境が子供を教育する」ということと、「教育とは教え込むことではなく、子どもが自分で伸びようとする力を助けることである」とゆう2つの考えが基本となっています。
 この教育の特徴は、理論と同時に実践を重要視する点にあり教師が子供に教え込むのではなく、子供自身の内面からの生命の成長を助けることであり、幼児の自然性を尊重し、それを引き出す環境や教材を整備することであるとしています。

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