新生児の遊び
新生児の遊び(月齢0ヶ月)
この頃の赤ちゃんは、まだうまく身体を動かしたりして遊ぶことはできません。
しかし、音は聞こえ、目も見えてきています。
起きている時は歌を歌ったり、ミルクを飲ませている時は、話しかけてあげましょう。
こうした行為から、赤ちゃんは、自分を守ってくれるのは誰なのかをしだいに認識し、表情豊かに成長するでしょう。
(子育て用語辞典より)
この頃の赤ちゃんは昼夜の区別がなく、一日中ほとんどの時間を眠って過ごします。赤ちゃんにとって眠るということはとても大切な事です。お母さんのお腹にいる時とは違い、産まれてからは自分の力で呼吸をし、ミルクを飲んで栄養を取るため、体力を沢山使います。だから赤ちゃんにとって栄養と睡眠をたっぷりとるという事は、大切なのです。赤ちゃんに負担をかけない為にも、むやみに起こして抱っこをしたりミルクを飲ませたりせず、ゆっくりと寝かさせてあげて下さい。
産まれて間もない赤ちゃんは、眠っている時にうっすらと微笑みを見せる事があります。夢でも見て笑っているのかな?と思いますが、実は筋肉の動きで、笑っているのではないのです。西欧ではこの微笑みを「エンジェル スマイル」と呼んでいます。
(子育て用語辞典より)
今までは、おもちゃを使ってあやす時、右から左(左から右に)にしっかりと首を動かし見ることが出来ませんでした。しかし、この頃になると視覚が発達し首がすわり、目の前にあるおもちゃを首を動かしながらしっかりと両目で追うことができる様になります。生後間もない頃にあった、手に触れたものを反射的に握ろうとする原始反射がなくなり、自分の意思でおもちゃを握ります。
4ヶ月を過ぎると色彩を識別できるようになるので、カラフルなおもちゃで遊ばせたいですね。(カラフルといっても蛍光色やごちゃごちゃした色合いのものは避けましょう) おもちゃは布製・木製・プラスチック製と様々なものがあると思います。肌触り、ぬくもりを感じる物、また、赤ちゃんはおもちゃを口に入れてしまいますから洗ったり消毒しやすい、布製・木製の物が望ましいでしょう。
赤ちゃんは自分の手に触れたものは、何でも自分の口の中へ運ぶ姿が多く見られます。中には自分の足を口に持ってきて、足の指をしゃぶる赤ちゃんもいます。自分の口の中へ入れて遊ぶ行為は赤ちゃんにとって、大切なことで、知能の発育にも関係しているのです。
ここで気をつけておかなければならないことは、赤ちゃんの周りにあるものです。この時期は何でも口に入れてしまうため、たばこの吸殻が入った灰皿、コインなど危険ですので赤ちゃんが歩くようになっても、届かない所にしまって下さい。
首がすわった赤ちゃんをうつぶせにしてあげると、首を持ち上げ目の前に置いてあるおもちゃで遊ぼうとします。寝ていて上ばかり見ていた赤ちゃんも、視野が広がり今までと違った世界を楽しめます。うつぶせにしてあげても慣れないうちは、バスタオルを細長く丸めて棒状にし、赤ちゃんの両脇を支えるように補助をしてあげるといいでしょう。お母さんも一緒にうつぶせになり、赤ちゃんと目線を合わせて、歌をうたったり、「いない いない ばあ」をして遊んであげてみて下さいね。
首がすわった頃から、一般的に赤ちゃんをベビーカーに乗せて散歩することが出来るようになります。
この頃から運動量が増えるので、そのさまたげにならないように、上下のつながった洋服よりは、上下別々の洋服の方が好ましいですね。
(子育て用語辞典より)
この頃になると毎日出ていたウンチが、2~3日出なくなると言うお子さんも出てきます。3日間の間隔で便が出るのであれば心配はありませんが、4日になると心配になってくるので一度、病院で医師に相談してみて下さい。
便がなかなか出にくい場合は、お風呂上りや着替えの時におなかをひらがなの「の」の時を書くように、優しくなでて下さい。また、和紙でこよりを作り、二つに曲げたその先にベビーオイルなどをつけて肛門をツンツンとつついたり、少し挿入させて刺激を与えてみて下さい。
(子育て用語辞典より)
3食を、毎日同じ時間帯に同じ位の量を摂ることです。
朝、昼、夜の3食は、できるだけ毎日同じ時間帯に同じ位の量を摂るようにしましょう。また、その際食事と食事の間隔も一定になるよう心がけましょう。
規則正しいリズムで食事の摂取が行われない場合、食事の間隔があきすぎて脳や筋肉がエネルギー不足になってしまいます。逆に間隔が短く食べる量もバラバラだと、余分なエネルギーが脂肪に変わってしまいます。
忙しい日常生活で、すぐに規則正しい食事をするのは難しいものです。そこで、まずは3食きちんと摂る、次に毎食同じ時間に摂るというように、少しずつ食事のリズムを整えていきましょう。
(日本栄養士会より)
自己肯定感という言葉を良く耳にすると思います。育児関係の専門書や育児に関するブログにも自己肯定感が目につきます。
諸説を総合しますと、「自己肯定感とは、自分は生きる価値がある、誰かに必要とされていると、自らの価値や存在意義を肯定できる感情」であり、自分の良いところも悪いところも含めて肯定できる、前向きな感情でしょう。
自己肯定感の高い子どもはどんな子かといいますと、自分に自信があり、何事にも挑戦していく強い心を持っている子どもです。また、自己肯定感があると心に余裕があり、人に優しく親切に接することができるので、多くの人が周りに集まるとも言われています。
ところで、自己肯定感は0歳~6歳までの乳幼児の時期に土台が形成されると言われています。ですから、保護者や保育士などの接し方が重要となります。接し方で大事なことは、子どもに「愛されているんだ!という実感を持たせる」ことと、「やればできるんだ!という自信を持たせる」ことです。
4ヶ月を過ぎる頃には身体も大きくなり、手足を動かして遊ぶのでお腹がすきます。一回の授乳で180cc~200cc、昼間4回、夜1回程度飲むようになります。しかし、ミルクだけでは栄養が足りなくなり、ミルク以外でも栄養をとる事が必要になります(離乳食を始めましょう)。
この頃の赤ちゃんには、固形のものではなくスープ状のものを与えましょう。まずは昼食からです。離乳食初期は必ずと言っていい程、「最初は果汁から・・」と育児書に書いてあります。色んな味を覚えるという点では果汁を与えるのもいいと思います。しかし、果汁のような甘い味は誰もが好きでとても飲みやすい為そればかり与えてしまうと、後に野菜やすっぱい味を好まなくなります。果汁を与えるより、まずは、野菜を入れて煮込んだスープ(味噌汁の味噌を入れる前のスープで大丈夫です。)の上澄みを与えていきましょう。小さい頃から野菜の味に慣れさせ、好き嫌いのない子に育って欲しいですね。
①野菜スープの上澄みを与えましょう。
②一週間ほどで、味噌を入れた味噌汁の上澄みを与えましょう。(少し時間を置いた味噌汁の上澄み)
③4ヶ月半ぐらいには、味噌汁を飲ませましょう。(具はまだ与えない)
スプーンで食べさせるのですが、金属性ものではなく木製のスプーンを使いましょう。木製のスプーンは舌触りもよく、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにも受け入れやすいと思います。多少舌でスプーンを押し返すことがありますが、無理に飲ませなくてもかまいません。この時期はあくまでもミルク以外の食べ物に慣れる事のほうが大切なので、あせらず、楽しく食事をしましょう。
(子育て用語辞典より)
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