音育と子どもの脳
アメリカの最新研究では、楽器を使った“音育”が子どもの脳に好影響を与えるという興味深いデータが発表されました。
アメリカのバーモント大学による研究で、楽器を使った音楽教育を受けた子どもの脳をスキャンしたところ“行動を調整する脳領域”の皮質の厚さに変化があったことが発見されたそうです。
同研究によると、楽器を練習することで、将来のための効率性や計画性が増し、注意制御といった部分に関わる脳の領域を活性化することができるといいます。
また、楽器を使った遊びは、感情を抑制したり、不安感を減少させるといった精神面の領域に関わる脳の皮質の厚さにも関連していることが明らかになっています