プール熱
プール熱とは、アデノウイルスに感染することによっておこる夏に多い感染症のことで、プールで感染することが多いことからこの名前がついています。 いわゆるかぜ症候群の5~8%はアデノウイルスによるものですが、タイプⅢ型のアデノウイルスが、この病気を起こします。別名は咽頭結膜熱といい、喉が赤くはれ痛みを伴い、結膜の充血も激しく、首のリンパ節も腫れて痛みます。4~5日と長期間続く高熱が特徴で、咳や鼻水はあまりでません。高熱とともに全身倦怠感が強く、ぐったりします。予防接種はなく、抗生物質も効果ありません。高熱が続く、うなされるといった症状が現れた場合は、なるべく早く医療機関へ行って下さい。保育園・幼稚園には医師の許可が出てから通園して下さい。
福井県は子どもの体力日本一<その2>
- 2015年06月28日
- みんなのつぶやき
5月9日、「福井県は子どもの体力日本一」を取り上げました。きょうは「その2」です。
福井県の学校では授業の組み立てに無駄がないと言われています。なんと、子どもたちは45分間の授業時間の中で、教師の説明の時間以外はほぼ動きっぱなしだとか。この豊富な運動量が、体力づくりを進めているようです。
我々の指導でありがちなパターンとして、「教師が長々と説明する。説明が終わったら一人ひとり教師の前で実技をする(鉄棒や跳び箱、縄跳び等)。その後、教師は子どもの実技に対して丁寧に指導する。その間、他の子どもは静かに見るだけ。気付いたら45分の体育の授業で、実際に動いたのは10分足らずだった。」という笑い話のようなものがあります。
これは学校だけでなく、我々幼児の教育においても気をつけなければならないものです。
早寝をさせるポイント
「子どもにとって早寝早起きは大切!」これは分かっていることですが、実行はなかなか難しいですね。いきなり早寝にするのはたいへんなので、まず早起きから始めることがいいと思います。早起きをして朝の光をあびるということは、通常25時間の人間の生物時計をリセットするうえでたいへん重要です。
ですから、夜、早く寝かせようというところから始めるのではなくて、夜、早く寝かせるためにはまず朝起こすこと、そして昼間の活動をたっぷりさせること、そして昼寝は午後3時半前にやめること、ここから始めてください。午後3時半過ぎまで昼寝をさせると、これは絶対夜の睡眠に影響します。
夜なかなか寝ないというお子さんのなかには、夕方5時~6時ごろに寝ているお子さんがいるのではないでしょうか。お母さんは夕食を作る時間なので、お子さんが寝ていると楽だというのはよくわかりますが、それで午後9時に寝なさいというのは無理な話です。
大変!園長先生は耳が悪くなった!
ケンカをした4歳児クラスのA君とB君が事務室にやってきました。
園長「どうして けんかをしたの?」
A君「ボソボソ…」
言いづらかったのでしょう。声がとっても小さくて聞き取れません。それで、
園長「何を言っているか聞こえないよ!もう一度!」
A君「ボソボソ…」
園長「やっぱり聞こえません。はっきり言えるようになったらもう一度おいで!」
そうしたらA君とB君、お部屋に帰ってからみんなに
「大変!園長先生は耳が悪くなった!」と、真顔で報告したそうです。