目脂
目やにとは、目から出る粘液の固まったもの。めあか。めくそとも言う。
赤ちゃんのめやにの多くは細菌性の結膜炎が原因で、たいていは目薬の点眼で治ってしまいます。白目の部分が赤く充血したり、涙が出たり、まぶしがったりという症状がよくみられます。これらの症状は結膜炎のほかに、さかさまつげや先天鼻涙管閉塞という病気でも起こります。(さかさまつげ・・赤ちゃんはほっぺたがふっくらしているので、下まぶたが押されて内側を向いてしまい、逆さまつ毛になることがあります。5ヵ月を過ぎて、顔がほっそりしてくれば、自然に治るので心配ありません。先天鼻涙管閉塞・・生まれつき鼻涙管の通りが悪いので、涙やめやにが絶えません。たいていはブジーという細い針金を鼻涙管にいれる治療でよくなります)(引用:日本眼科医会)
後追い
後追いとは、後ろから親を追うこと。
生後9ヶ月くらいになると、母親の姿が見えなくなると激しく泣いて母親を探すのが後追い。後追いは母親との絆が深くなり、安心できる大人が誰か分かるようになってきた証拠。家事をする時にも後追いをされて困る時はおんぶしながら家事をする、母親から見える位置に、赤ちゃんを遊ばせておくなどするのが好ましい。また、赤ちゃんが寝ている間に家事をしたり、家事を常に完璧にするのではなく、簡単に済ませ、旦那さんが帰って来てからまとめてやるのも良い。赤ちゃんに常に声を掛けながら家事をすると、赤ちゃんも自分を気にかけててもらえるんだと分かって安心し、激しく泣いたりする事は少なくなる事もある。ところで、保育園に初めて預けるときに激しい後追いをすることがある。そのため、入園後一週間ほどは慣らし保育が必要。
(引用:ASHINAGA ZOUSAN )
煩音
煩音(はんおん)とは、「心理的に不快な音のこと。煩は、わずらわしいの意味。騒音とは異なり、音量はそれほど大きくなくても、聞く人の心理状態や人間関係などの要因によって煩わしく感じられる音。隣人同士の争いの原因となることが多い。」(引用:デジタル大辞泉)
10月29日夕刻、「NHKのクローズアップ現代」を見ました。テーマは「子どもって迷惑?~急増する保育園と住民のトラブル~ 」で次のような内容でした。
「今、『子供の声がうるさい』と地域でトラブルが相次いでいる。神戸市や練馬区などでは、保育園を相手に訴訟を起こす事態にまで発展している。こうした事態に対し、子供を抱える施設では、外遊びを制限する保育園など本来の保育の質を落としたり、地域の中で孤立したりしている状態に陥っている。問題の背景として専門家が指摘するのは、「地域社会の人間関係の希薄化」と「少子高齢化による子供の異物化」。特に、少子化によって子供の声が少なくなっていたことに慣れていた地域では、子供の存在を排除する傾向が強いと指摘する専門家もいる。」
子供の声がうるさいと感じるか感じないかは、人間関係やコミュニケーションと深くつながっています。それが煩音問題の根深いところでもあります。騒音は、それを発生させている本人がやめなければいつまでも続きますが、煩音は、「わずらわしい」と感じなくなれば、うるさいと感じなくなる可能性があります。そのためには、双方の人間関係がきちんと成り立っていて、いいコミュニケーションが取れていることが必要です。
大井保育園では、園児がのびのびと活動できるように大井町町内の皆様といいコミュニケーションを取っていきたいと考えています。
過保護
過保護とは、ある対象を必要以上に保護することです。
また、過保護とは、子供が望んでいる事以上をやってあげることを言います。例えば、自分で着替えが出来るのにお母さんが全部やってしまうとか、散歩に行くときに、「トイレ行った?」「くつしたはいた?」「ジャンバー着た?」「くつはいた?」など、子供に自分でする機会、考える機会を与えず、大人が全部やってしまうことです。大人にやってもらうことに慣れてしまうと、自分でやろう!これに挑戦してみよう!という自主性や主体性が育ちません。手を貸し続けると小学校に入学してからがさらに大変です。何事にも意欲がない、誰かに何かいわれないと何も出来ない、少しでも出来ないとすぐにあきらめてしまう、人の話が集中して聞けないという姿になってしまうのです。「あれをしろ、これをしろ」というような過干渉とは、ちょうど反対の概念であるともいわれます。
(引用『家庭育児辞典』)
子どものドライアイ
ドライアイとは、角膜感想症のことで、光をまぶしく感じたり、目を長く開けられなかったり、物が見えにくくなっ。たりするという症状があげられます。
近年、子どものドライアイが増えているそうです。原因は、ゲーム機やパソコン、スマホなどを長時間見るからです。専門家によると「長時間眺めることに目や脳の緊張状態が続き、涙が、目の表面を十分に覆うことができなくなり、目が感想してしまう」そうです。
予防としては、ゲームやパソコンをさせすぎない、休憩をしっかり取るということが上げられます。「子どもは症状を自覚しにくいので親が気をつけて」と専門家は注意を呼びかけています。(引用:保健安全ニュース)