レバー
レバーとは、食用にする、牛・豚・鶏などの肝臓のこと。
レバーには、鉄分、タンパク質、ビタミン類が豊富なので、赤ちゃんに積極的に与えたい食品ですが、腐敗しやすく食中毒の原因になるので、調理には注意が必要です。レバーは水にしばらくつけ、水を何度かとりかえ、もみ洗い後に、塩水に30分浸します。鶏レバーは、砂糖、しょうゆで薄く煮てスプーンでつぶして与えます。おかゆなどに混ぜると食べやすくなります。ベビーフードにもレバーのものがあります。
(引用:育児辞典)
ロングセラーの絵本とは、時代のふるいにかけられ、長い間生き残ってきた絵本のことで、それだけの魅力があります。読み聞かせのための絵本はどんな本でもいいという訳ではありません。本選びで迷うときは、ロングセラーを選ぶのもひとつの手です。例えば次のような絵本は「ロングセラーの絵本」と呼んでも差し支えないでしょう。
スーホの白い馬
1967年初版、福音館書店、大塚勇三 再話/赤羽末吉 画
小学校の国語の教科書などでも知られるモンゴルの昔話。横長の大きな画面に、モンゴルの壮大な地平線が広がります。
ちいさなうさこちゃん
1964年初版、福音館書店、ディック・ブルーナー文・絵/石井桃子訳
昨年、誕生50周年の記念イベントが盛りだくさんだったうさこちゃんでしたが、日本ではまだ、42歳。本国オランダ語以外の外国語で出版されたのは、日本語が初めてだそうです。「うさこちゃん」という訳が絶妙です。
しろいうさぎとくろいうさぎ
1965年初版、福音館書店、ガース・ウイリアムズ文・絵/松岡亮子訳
触れると本当にふわふわしていそうな柔らかなタッチのイラストのうさぎたち。ストーリーも2匹のうさぎの愛の物語で、幸せ感にあふれています。
三びきのやぎのがらがらどん
1965年初版、福音館書店、マーシャ・ブラウン 絵/瀬田貞二 訳
北欧民話の昔話絵本。谷川でがらがらどんたち(やぎ)を待ち受けるトロルがとっても怖くて残酷なようにも感じるのですが、子ども達の大好きな絵本です。
おやすみなさい フランシス
1966年初版、福音館書店、ラッセル・ホーバン 文/ガース・ウイリアムス 絵/松岡亮子 訳
なかなか眠れなくて、お父さんお母さんの手を煩わせるフランシス。そんなフランシスに親近感を覚えます。「フランシス」シリーズの第一作目。
だるまちゃんとてんぐちゃん
1967年初版、福音館書店、加古里子 作・絵
伝承遊びのイメージを取り入れた「だるまちゃん」シリーズの第一作目。
グルンパのようちえん
1965年初版、福音館書店、西内ミナミ 作/堀内誠一 絵
ひとりぼっちのぞう「グルンパ」は何処へ行っても仕事が見つからずしょんぼり。でも最後に行き着いたのはとっても素敵な幼稚園でした。日本を代表するグラフィックデザイナー堀内誠一の描く愛らしい世界です。
いないいないばあ
1967年初版、童心社、松谷みよ子 文/瀬川康男 絵
「松谷みよ子 あかちゃんの本」シリーズの一冊。「いないいないばあ」を題材にした絵本の原点といえるのではないでしょうか。シンプルなゆえに、親子のコミュニケーションを広げてくれる絵本です。
こぐまちゃんおはよう
1970年初版、こぐま社、若山憲 作・絵
シンプルでかわいい絵と鮮やかな色使いが人気の「こぐまちゃんシリーズ」。こぐまちゃんの1日が描かれた作品です。
いやいやえん
1962年初版、福音館書店、中川季枝子 作/大村百合子 絵
絵本ではありませんが、「ぐりとぐら」を世に出したゴールデンコンビによる名作。赤い表紙が印象的で、たくさんの子ども達が夢中になった童話です。
あおくんときいろくん
1967年初版、至光社、レオ・レオニー 作/藤田圭雄 訳
作者レオ・レオニーは、グラフィック・アートなどの分野で活躍したアメリカの芸術家です。この絵本は、孫達にお話をせがまれたときに偶然産うまれたものだそうです。全く無駄のない画面構成が芸術性の高さを感じさせます。
ちいさいおうち
1965年初版、岩波書店、バージニア・リー・バートン 文・絵/石井桃子 訳
田舎町で幸せに過ごしていたちいさいおうちの周辺は、時代の変遷とともにいつしかビルが建ち並ぶ大都会に。最後には、また田舎に戻って幸せに暮らすのですが、本当に大切なものを教えてくれる絵本です。
ありこのおつかい
1968年初版、福音館書店、石井桃子作/中川宗弥絵
入れ子のオモチャを出し入れするようなナンセンスなおもしろさのある作品です。紙面いっぱいに描かれた水彩画の大型絵本です。
いたずらこねこ
1964年初版、福音館書店、クック作/チャーリップ絵/まさきるりこ訳
こねことかめの動きだけでスリリングな話を伝えるので、幼い子にもその展開がよく見える作品です。
ぐりとぐら
1967年初版、福音館書店、なかがわりえこ作/おおむらゆりこ絵みんなが知ってる楽しい絵本。親しみやすい絵と、はずむような調子のよい文。続編に「ぐりとぐらのおきゃくさま」「ぐりとぐらのかいすいよく」「ぐりとぐらのえんそく」などがあり、いずれも絶大な人気があります。
かもさんとおとおり
1965年初版、福音館書店、マックロースキー作・絵/渡辺茂男訳
町の人々に注目されながら、メインストリートを威風堂々と行進していくかもさん一家の姿に、子ども達は感心したり笑ったり。
(引用:『赤ちゃんとママ』)
さて、きょうの話題は、保育所(園)の特性である「養護と教育の一体化」についてです。
子ども・子育て新制度が平成27年度から始まります。新制度に対する国民の理解を求めるために、政府は関連リーフレットを発行しました。しかし、保育関係者はこのリーフレットの内容に違和感を持っています。リーフレットでは、あたかも保育所では教育が行われていないような書きぶりで、社会に誤解を与えかねません。
保育所の特性である「養護と教育の一体化」は何らこれまでと変わらないのです。
子ども達は、保育所で様々な活動を通して成長していきます。その活動が豊かに展開されるために、保育士は援助や指導を行います。これが教育です。教育は保育所だけでなく、幼稚園や認定こども園でも行われています。
それは、国が、教育のねらいや内容を保育所、幼稚園、認定こども園に対してほぼ同じような文章で定義付けているからです。それで、教育という点では、みな同じ営みをしているのです。
ところで、子ども達が安心して様々な活動を展開するためには、かならず保育士が側にいて見守り、激励をすることが大切です。このような保育士の働きを「養護」といいます。
教育は、どの施設でも行っています。しかし、子どもの活動を支える養護の面を大切にし、「養護と教育の一体化」を定義付けているところが他の施設に見られない保育所ならではのよさです。
しかも、この「養護と教育の一体化」が0歳から卒園までの6年間の中で計画的に行われていることも、保育所のよさでもあるのです。
うえやま とち氏は、1954年生まれの日本の漫画家。代表作はアニメ化もされた『クッキングパパ』。
福岡県福岡市出身。福岡県立筑紫丘高等学校、大分県立芸術短期大学卒業。1977年に行われた第14回手塚賞に応募した『くだらない勇気』が佳作入選(上山敏彦名義)。1979年、『週刊少年キング冬の増刊号』(少年画報社)に「であい〜はるきくんの日記」を掲載してデビュー(上山とち名義)。1981年、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)の新人コミック大賞に入賞。
2010年、福岡市保育協会の依頼を受けて、「保育制度改悪から子どもを守る」漫画を作成。
出臍(でべそ)
赤ちゃんはへその緒が取れておへその中が乾いてきれいになった頃から、激しく泣いたあとや排便でいきんだ後などに、おへそがプクッと飛び出していることがあります。ほんの少しのこともありますが、赤ちゃんのこぶし大くらいのこともあります。腹圧がかかると、腸管の一部が腹壁の外まで出てくるものを臍ヘルニアと言います。出ている部分を指で押すと、プチュプチュと腸管の音がするのが特徴です。これはお腹の中央の腹直筋がまだ発達していないために起こるものです。生後1~2週間から見られるようになり、2~3カ月の頃が一番ひどくなります。「このままずっと、でべそになってしまうのではないか」と心配になるものですが、腹直筋が発達するにつれ目立たなくなり、1歳過ぎには自然に治るものです。1歳半を過ぎても引っ込まない場合には、小児科を受診しましょう。腹直筋を縫い縮める手術をすることもあります。
(引用:『家庭医学辞典』)
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