心房中隔欠損症

 心房中隔欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)とは先天的な心疾患の一つです。心臓は左右の心房と心室の4つに仕切られており、左右の心室は心室中隔で仕切られています。この心房中隔に穴が開いてしまっている疾患です。胎児の状態では心房中隔は上下の壁から発育し、生まれた時には穴は閉じていますが、閉鎖しないままの状態になっている疾患です。
 心音も小さいため、発見は7~8歳になるまで確認されないこともあります。10歳くらいまでは症状はあらわれませんが、20~30代で必ず症状があらわれます。
 穴の大きさと位置によって病気の程度が異なります。目に見える症状としては呼吸が速い、疲れやすい、動悸がある等の症状が見られます。軽度であれば心臓に雑音があるだけで症状はあらわれませんし、生活にも大きな支障もありません。
 穴が小さい場合には成長するにつれて自然に穴が閉じる場合もあります。穴が1センチを超えている場合には心不全等をおこすために手術が必要です。重度である場合、大動脈弁の近辺である場合には生後すぐにでも手術を行います。手術後でも不整脈が残ってしまう事もあり、その場合は運動の管理をする必要があります。
【引用:こどもの病気辞典】

PDD

  PDD(pervasive developmental disorders)は、広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)のことです。
 広汎性発達障害は、自閉性障害、アスペルガー症候群などの総称です。社会的相互作用(人間関係)に問題を持つことや固執[こしつ]が特徴的な独特の障害です。他の発達障害(知的障害、学習障害など)を合併することが多いものです。
【引用:国立育成医療センターHP】

パパの子育てハンドブック

 パパの子育てハンドブック(父子手帳)は、夫・父親の立場から妊娠・出産・子育てについてどのように関わっていったらよいかを分かりやすく解説したハンドブックです。

【監修:遠藤俊子(京都橘大学看護学部看護学科教授)】
【内容の紹介】
 妊娠・出産から子育てという家庭において重要な時期を、幸せで実りあるものにしていくためには夫婦の協力が不可欠です。
 そのためには、妊娠・出産・子育てについて父親が参加意識を持ち、必要な情報を得て、妻のサポートをもっと積極的に行うことが求められています。
 本書は、夫・父親の立場から妊娠・出産・子育てについてどのように関わっていったらよいかを分かりやすく解説したハンドブックです。子どもを持った父親が、子育てのスタートを妻と二人三脚で始めるための1冊として、企画・編集されています。

熱中症にご注意 その5(熱中症の危険信号)

 熱中症の危険信号として、次の症状がある場合には重症の熱中症を疑うべきでしょう。

熱中症の危険信号  
・高い体温
・赤い、熱い、乾いた皮膚(全く汗をかかない、触ると熱い)
・ズキンズキンとする頭痛
・めまい、吐き気
・意識の障害(呼びかけに反応がないなど)
(環境省保健指導マニュアルより)

熱中症にご注意 その4(熱中症の応急措置)

  「熱中症ではないだろうか?」と疑ったときには、死に直面した緊急事態であることをまず認識しなければなりません。重症の場合は救急隊を呼ぶことはもとより、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。
現場での応急措置
①涼しい環境への避難
 風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。
②脱衣と冷却
 ・衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。
 ・露出させた皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。
 ・氷嚢などがあれば、それを頚部、脇の下、鼠頚部(大腿の付け根、股関節部)に当てて皮膚の直下を流れている血液を冷やすことも有効です。
 ・体温の冷却はできるだけ早く行う必要があります。重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっています。
 ・救急隊を要請したとしても、救急隊の到着前から冷却を開始することが求められます。
(環境省保健指導マニュアルより)

熱中症にご注意 その3(熱射病)

 熱射病とは、熱中症の種類の一つです。
 熱中症は病態の違いから以下の4つに大きく分類されます。
○熱失神(heat syncope)
○熱疲労(heat exhaustion)
○熱痙攣(heat cramps)
○熱射病(heat stroke) 
 ※ 太陽光が原因の場合には一般に日射病(sun stroke)とも言います 。
 炎天下や、温度と湿度が高い場所で当時間遊んでいると、熱射病になります。時に、前日、夜遅くまで遊んでいて寝不足だったり、下痢などで体調をくずしていると起こりやすくなります。
【症状】高度の意識障害が生じ、体温が40℃以上まで上昇し、発汗は見られず、皮膚は乾燥してきます。
【応急処置】
①風通しの良い木陰や冷房の効いた涼しいところへ連れて行き、楽な姿勢で寝かせます。治療は、緊急入院で速やかに冷却療法を行います。
②衣類をゆるめます。
③扇風機やうちわで風を送ったり、冷たいタオルで全身をふくなどして、体を冷やします。
【かかりやすい要因】
◆環境
・前日より急に温度があがった日
・温度が低くても多湿であれば起こりやすい
・室内から急に外に出て激しい動きをした場合
・統計的に、午前では10:00頃、午後では13:00~14:00頃に発症件数が多い
◆素因
・4歳以下の小児
・65歳以上の高齢者
・肥満者
・脱水傾向にある人(下痢等)
・発熱のある人
・睡眠不足

豆汽車「ぽっぽ号」

 遠足では動物園内を自由行動としました。豆汽車の「ぽっぽ号」に乗るお友達もたくさんいました。
 「ぽっぽ号」から降りてきた5歳児クラスのM君に園長が「汽車に乗ってどこまで行ってきましたか?」とたずねたところ、M君はしばらく考えていましたが、にこっと笑って
「ただ、ぐるっと廻っただけ!」

 ところで、60年間続いたこの豆汽車は5月いっぱいで廃止だそうです。幼児にとって夢のある豆汽車です。なくなるのは残念ですね。でも市民からの要望が多ければ復活するとも言われています。
5/30歓迎遠足 (36)
5/30歓迎遠足 (35)

歓迎遠足に行ってきました

 今日は歓迎遠足に行ってきました。場所は福岡市動植物園です。今日は晴天だったのですが、あいにくPM2.5の数値が高かったので時間を短縮しました。みんなで弁当を食べた後、動物を見て回りました。
かんげい遠足 

熱中症にご注意その2

 熱中症というと夏の炎天下で活動した時にかかるという印象がありますが、最近は屋内で熱中症になる人が多く、東京消防庁などで注意を呼びかけています。
 もちろん暑い日の屋外での熱中症は多いのですが、屋内で熱中症になる件数はもっと多くなっています。
 東京消防庁が、かつて熱中症にかかって救急車で運ばれた患者1277人について詳しく分析したところ、熱中症にかかった場所で最も多かったのはマンションを含む住宅内で32%、次いで路上が19%、3番目がグラウンドなどの13%の順でした。

熱中症にご注意

 過ごしやすい春の気候もあっという間に過ぎ去り、これから暑い季節がやってきます。そこで心配なのが熱中症です。
 本日午後、福岡市城南区の小学校で運動会の練習後、児童ら約15人が頭痛や吐き気を訴え、学校が119番したそうです。同小によると、熱中症とみられるといいます。
 熱中症とは、体温が異常に上がり、汗などで水分が失われ、脱水症を併発した状態のことです。
 暑い季節、閉め切った自動車の中に置かれた赤ちゃんや幼児が熱中症で死亡する痛ましい事故が後を絶ちません。エアコンをつけているから大丈夫といっても、いつエンジンが止まるか分かりません。たとえ5分でも乳幼児を単独で車の中に置いてはいけません。アメリカでは赤ちゃんを一人で置いておくと、「放置により虐待」と、みなされ、逮捕されるそうです。暑い季節は、閉め切った部屋、風通しの悪い部屋でも熱中症による脱水症状が起きるから注意してください。

社会福祉法人 大井会 大井保育園
〒812-0001 福岡市博多区大井2-7-12
交通
西鉄バス:大井町-徒歩2分
地下鉄:福岡空港-徒歩15分

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