咳は1.5m、クシャミは3m
以前「子育て豆知識」に飛沫感染を登録しました。飛沫感染というは、ウイルスの感染経路のひとつです。感染している人が咳やくしゃみをした際に、口から飛ぶ病原体がたくさん含まれた小さな水滴を近くにいる人が吸い込むことで感染します。ウイルスを含んだ咳は1.5m、クシャミは3m飛び散ります。咳、クシャミが出たら、他の人にうつさないようにマスクを着用しましょう。マスクがない場合はティッシュなどで口と鼻をおおい、顔を他人に向けないようにしましょう。これは、咳エチケッといい、みんなが守るマナーです。
咳エチケット
「咳エチケット」をご存じですか。「咳エチケット」とは、インフルエンザの感染拡大を防ぐための、咳をするときのマナーのことです。平成20年11月、厚生労働省の呼びかけによるのもです。
インフルエンザは咳やくしゃみ、鼻水などを介してうつります。感染拡大防止のため、咳などの症状のあるときは次のようなエチケットが必要です。
【エチケット1】咳やくしゃみをするときは、ティッシュで口と鼻をおおい、他の人から顔をそらしましょう。
【エチケット2】使用したティッシュは、すぐゴミ箱に捨てましょう。
【エチケット3】咳がでるときは、マスクを着用しましょう。咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
※ 咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストアで市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクが適しています。
【エチケット4】料理・食事前やトイレ・外出後はもちろん、咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は、すぐに石鹸で洗いましょう。
(参考:厚生労働省)
新生児頭蓋内出血
新生児頭蓋内出血は、さまざまな原因によって新生児の頭蓋内に出血が起きることです。
【症状】
仮死状態で生まれたり、無呼吸発作や痙攣、嘔吐などが見られます。軽度の出血は自然 吸収されて治る場合もありますが、重症の場合、水頭症や出血性ショックなどを起こし、脳性麻痺などの高度な障害を残す場合もあります。
【原因】
出産の際などに強い力が加わって起きる場合と、未熟児で脳が酸欠状態になって発症する場合や脳の血液循環が悪くなって起きる場合があります。
【治療】
保育器で、保温や酸素補給を行います。止血剤の投与や輸血を行い、場合によっては 手術で頭蓋内の血の塊を取り除きます。
(子供の病気辞典より)
離乳食の流れ
離乳食の流れです。活用してください。(あくまでも目安ですが…)
☆離乳の開始(5~6ヶ月頃)
●食べ方の目安
子どものようすを見ながら、1日1さじずつ始めましょう。
母乳やミルクは、十分に与えましょう。
●調理の目安
なめらかにすりつぶした状態にしましょう。
※つぶしがゆからはじめましょう。すりつぶした野菜なども試して見ましょう。なれてきたら、つぶした豆腐・白身魚などを試して見ましょう。
☆7~8ヶ月頃
●食べ方の目安
一日2回食で食事のリズムをつけていきましょう。
いろいろな味舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていきましょう。
●調理の目安
舌でつぶせるくらいの硬さにしましょう。
<1回あたりの分量の目安>
穀類:全粥50グラム~80グラム
野菜・果物:20グラム~30グラム
魚:10グラム~15グラム
または、肉:10グラム~15グラム
または、豆腐:30グラム~40グラム
または、たまご:卵黄1~全卵1/3
または、乳製品: 50グラム~70グラム
☆9~11ヶ月頃
●食べ方の目安
食事のリズムを大切にしましょう。1日3回食に進めていきましょう。
家族いっしょに楽しく食卓を囲みましょう。
●調理の目安
歯茎でつぶせる硬さにしましょう。
<1回あたりの分量の目安>
穀類:全粥90グラム~軟飯80グラム
野菜・果物:30グラム~40グラム
魚:15グラム
または、肉:15グラム
または、豆腐:45グラム
または、たまご:全卵1/2
または、乳製品: 80グラム
☆12~18ヶ月頃
●食べ方の目安
一日3回の食事のリズムを大切にしましょう。
自分で食べるたのしみを、「手づかみ食べ」から始めましょう。
●調理の目安
歯茎で噛める硬さにしましょう。
<1回あたりの分量の目安>
穀類:軟飯90グラム~ご飯80グラム
野菜・果物:40グラム~50グラム
魚:15グラム~20グラム
または、肉:15グラム~20グラム
または、豆腐:50グラム~55グラム
または、たまご:全卵1/2~2/3
または、乳製品: 100グラム
上記の分量はあくまでも「目安」です。子どもの食欲や成長・発達の状況に合わせて量を調整しましょう。
<出典:「授乳・離乳の支援ガイド」( 厚生労働省)より>