キレる子どもと睡眠
セロトニンという物質をご存知ですか?
セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質で、セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的(キレる)になったり、うつ病を発症すると言われています。
キレる子どもと睡眠との関係は、まだ検証されていませんが、セロトニンという物質が関与しているのではないかといわれています。このホルモンは攻撃性を押さえる作用があり、昼間起きて活発な運動(かむ、歩く、呼吸するなど)をしている時に分泌ます。
慢性的な睡眠不足で、生活リズムが乱れたり、活発な運動が少ないとセロトニンの分泌が弱まり、イライラして「キレる」という状態を引き起こすのではないかといわれています。
日中、適度な運動をしてメリハリのついた生活をしていないと、ホルモンが分泌される正常なリズムが狂ってしまうのです。子どもの外遊びは大切です。