小児メタボリック症候群

 浜松医科大教授大関武彦氏が率いる厚生労働省の研究班が、6~15歳を対象とする「メタボリック症候群」の診断基準をつくりました。
 生活習慣病の予防は子どものころからの生活習慣を改めることが大事という考えからです。
メタボリックシンドロームは今や予備軍も含めると中高年男性の半数があてはまるそうです。
 研究班の調べでは、小中学生でも肥満児なら、5~20%はあてはまる可能性があるそうです。
 メタボリック症候群は動脈硬化を招きやすく、基準としてはウエストのサイズがもっとも重視されます。子どもたちのウエストサイズを男女とも80センチ以上を「赤信号」としました。
そのうえで、血圧、空腹時血糖値、高脂血症の3項目のうち2項目以上にあてはまった子を「小児メタボリック症候群」としました。
 また、ウエストを身長で割った数値が0.5以上を「黄信号」とし、これに該当する子や、
ウエスト80センチ以上だが3項目には当てはまらない子らも「メタボリックシンドローム予備軍」としました。
 この基準を用いて、肥満児(身長と体重から換算する肥満度が20%以上の子ども)と、肥満児も含めた一般の子どもを数百人ずつ調べたところ、病院や地域などにより肥満児の5~20%、一般の子の0.5~3%がメタボリックシンドロームと診断されました。
「予備軍」は肥満児の70~80%、一般の子の7~8%を占めていたそうです。
 大関教授は小児メタボリック症候群の原因として、
肉やバターなど動物性脂肪の多い食事
いつでも買い食いできる環境
不規則な食事
運動不足

を挙げています。

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