子育て豆知識

「子育て豆知識」は、子育てに関する情報集です。
内容は、乳幼児期の育児情報と学校教育情報です。
子育て奮闘中のお父さん・お母さん及び全国の保育士の皆さん、そして保育士を目指す学生さん、有効にご活用ください。

応答的な関わり

保育園では乳幼児に対して応答的な関わりが大切だと言われています。応答とは、表現の不十分な乳幼児に対し、その子の表情や行動を観察し、その思いを読み取り、答えてあげることです。
 しかし、100%子どもの要望通りにすることではありません。
 気づかないとか、無視するのではなく、「ダメなんだよ」とか、「違うよ」ということを教えることも含めて、返事をし、相手のしていることを認め、したい気持ちを受け入れ、その上で、発展を促したり、方向を修正したりすることが大切です。
 保育園だけでなく、学校でも、家庭でも、子どもの思いに共感し、丁寧に答えることが求められているのです。

食事のマナー

子どもの食事のマナーは、あまり早くから厳しくしなくてもいいです。いろいろと教え込むのは2歳半から3歳ぐらいでからで十分でしょう。それまでは、むしろ食べる意欲を引き出し、しっかりと毎食食べる習慣を身につけさせることが大切です。3回の食事とおやつの時間を決め、30分程度で食べ終わるようにしましょう。食事に集中するようにテレビなどは消し、むら食いや偏食などをしないように注意します。

(参考:育児辞典)

 

唱歌

 唱歌とは本来歌を歌うことの意味です。しかし、一般には明治初期から第二次大戦終了時まで学校教育用につくられた歌のことを指すか、または教科そのものを言います。今で言う音楽科のことです。これに対し、童謡という言葉もあります。
 唱歌の誕生は、1872年(明治5年)に学制が発布され、小学校の教科の一つとして「唱歌」の時間が設けられた時でした。
 そして、唱歌の時間のための教科書が、学制発布より10年を経過した1881年から1884年にかけ3冊にまとめられました。
 名称を、「小学唱歌集初編」「小学唱歌集第二編」「小学唱歌集第三編」といい、これが、わが国最初の官製の音楽教科書です。
(出典:「童謡・唱歌の世界」)

つかまり立ち頃の安全管理

 赤ちゃんがつかまり立ちをする頃に気を付けることをまとめました。

①タバコや灰皿は赤ちゃんの手の届かないところに置く。
②ボタン型電池、硬貨、ピアスなどの小物をテーブルの上に置かない。
③赤ちゃんがつかまり立ちをしようとするときは、そばにいて見守る。
④家具などの角のするどい部分は、クッションなどでガードをしておく。
⑤テーブルクロスは使用しない。
⑥お茶やコーヒー、味噌汁、カップラーメンなどをテーブルの端に置かない。
⑦テーブルや棚の上にある食器やビン・缶などは、赤ちゃんの手が届かないようにする。
⑧子ども用の椅子は安定のよいものを使用する。(SGマークを基準にする)(参考資料『国立保健医療科学院』)

つかまり立ち

 つかまり立ちとは、文字通り何かにつかまって立つことです。つかまり立ちをするのは主にお年寄りと赤ちゃんですですが、ここでは赤ちゃんのつかまり立ちの説明です。
 赤ちゃんは、ハイハイが卒業間近になると、いよいよ立っち(立ちあがり)がはじまります。ところで、立っちには「つかまり立ち」と「ひとり立ち」の二つがあります。自分からはいはいをしながら目的のところまで行って、そこでおすわりの姿勢になってから、つかまって立つ。これが「つかまり立ち」と呼ばれるものです。これは手の力がずい分と強くなって、体重を支えられるようになったあらわれです。
 赤ちゃんがつかまり立ちするようになると、今までなんでもなかったことが、危険状態になります。テーブルや棚の上にあるタバコ、食器、缶等は手に届かないところに置きましょう。
 タバコや灰皿は赤ちゃんの手の届かないところに置く、家具などの角のするどい部分は、クッションなどでガードをしておくなど、気をつけてください。

子どもの読書活動の意義

子どもの読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
 子どもは本の中でさまざまなものに出会い、驚いたり、喜んだり、悲しんだり、感動したりします。そうした体験は子どもの心を豊かに耕し、人の気持ちを理解する心や、やさしい思いやりの心を育てます。
 また、読書は語彙を豊富にし言葉の理解も深まるので、いろいろなことをよりよく理解できるようにするとともに、自分の考えを表現したり、人とコミュニケーションをはかったりする際にも役立ちます。
 このように、読書は子どもの人間形成にたいへん意味のある活動であり、日常生活の中で習慣化され、継続的に行われていくようにしたいものです。
また、子どもは成長にともない、自ら興味関心の範囲を広げていきますが、それぞれの段階で子ども自身が読書の楽しさを知り、読書の意味を理解していくことが大切です。
 したがって、子どもの成長に合わせ、さまざまな機会、さまざまな場所で読書活動ができるように保護者、地域、保育園、幼稚園、学校が協力して読書環境の整備に努めていく必要があります。

ごちそうさま

ごちそうさまは、「いただきます」とともに、食事のときに言う感謝の言葉です。食事が届くまでに係わってきた全ての方々(米や野菜等を作る人、運ぶ人、調理をする人、そして、命を提供してくれた生き物などなど)に心を込めて言うお礼の言葉です。
ところで、何年も前のことですが、TBSラジオの「永六輔の土曜ワイド」という番組の聴取者の意見として「学校の給食のときに、子供にごちそうさまと言わせるのはおかしい。給食費をちゃんと払っているのだから、お礼を言う必要はない」というものがありました。働く人に感謝するという当たり前のこと(心)が失われるようになってきたことに、「日本の将来はどうなるのか?」と、心配になります。

五大おとぎ話

「桃太郎」「舌切り雀」「かちかち山」「猿蟹合戦」「花咲か爺」のお話を五大おとぎ話または五大昔話と称されています。多くのおとぎ話は江戸時代に赤本として広まりました。その中でも、この五つのお話が人気があり、現代まで、ずっと語り継がれてきました。
 ご家庭でも、保育園でも、お子さんがストーリーを覚えてしまうまで、何度も何度も読み聞かせてみましょう

小児メタボリック症候群

 浜松医科大教授大関武彦氏が率いる厚生労働省の研究班が、6~15歳を対象とする「メタボリック症候群」の診断基準をつくりました。
 生活習慣病の予防は子どものころからの生活習慣を改めることが大事という考えからです。
メタボリックシンドロームは今や予備軍も含めると中高年男性の半数があてはまるそうです。
 研究班の調べでは、小中学生でも肥満児なら、5~20%はあてはまる可能性があるそうです。
 メタボリック症候群は動脈硬化を招きやすく、基準としてはウエストのサイズがもっとも重視されます。子どもたちのウエストサイズを男女とも80センチ以上を「赤信号」としました。
そのうえで、血圧、空腹時血糖値、高脂血症の3項目のうち2項目以上にあてはまった子を「小児メタボリック症候群」としました。
 また、ウエストを身長で割った数値が0.5以上を「黄信号」とし、これに該当する子や、
ウエスト80センチ以上だが3項目には当てはまらない子らも「メタボリックシンドローム予備軍」としました。
 この基準を用いて、肥満児(身長と体重から換算する肥満度が20%以上の子ども)と、肥満児も含めた一般の子どもを数百人ずつ調べたところ、病院や地域などにより肥満児の5~20%、一般の子の0.5~3%がメタボリックシンドロームと診断されました。
「予備軍」は肥満児の70~80%、一般の子の7~8%を占めていたそうです。
 大関教授は小児メタボリック症候群の原因として、
肉やバターなど動物性脂肪の多い食事
いつでも買い食いできる環境
不規則な食事
運動不足

を挙げています。

児童文化財

  子どもに与える文学・音楽・遊びなどを総称して児童文化財と呼びます。
 児童文化財は、子どもの発達を促す環境の一つであり、生きる力のエネルギー源となる楽しさがいっぱい含まれています。児童文化に親しむことは、子どもたちの情緒を安定させ、創造性を高め、情操を豊かにします。
 ところで、児童文化財の原点となるのが、1歳前後の読み聞かせです。TVやDVD、CDなどの一方通行の情報メディアと違って、絵本の読み聞かせは双方向です。しかも時間・空間を超えて、子ども達が持っている世界を広げてくれます。
 1歳前後の赤ちゃんでも、お母さんや保育者が温かい声で読んでくれる絵本に目を輝やかせて読んでいますよ。

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