口唇探求反射
人間に生まれつき備わっている反射行動のひとつです。口の周りを指先などで軽く触れると、その指を口でくわえようとする反射のことです。生後3~4ヶ月で消失するといわれています。
(引用:心理カウンセリング用語辞典)
すべり台、ブランコ、ジャングルジム、低鉄棒などの遊具、さらには遊具を組み合わせて複合的機能を持つ遊具も含めて「固定遊具」といいます。本来自然環境の中で体験する動きを、構造物によって経験できるように遊び場に設置されています。固定遊具は一般的に高さを意識したものが多く、よじ登る、ぶら下がる、乗り越えるといった動きを体験でき、その体験からバランス感覚を養ったり、挑戦する心を育てたり、上手に出来た達成感、充実感を味わうといった効果が期待できます。
しかし、反面、落下事故や遊具の不備から来る事故などが予想され、常に慎重な安全管理と安全教育が必要となります。そして、事故後の保護者とのトラブルも心配され、公園や園庭から固定施設が少しずつ消えていきつつあります。
人間の精神活動が大脳の働きによることは良く知られていますが、その大脳の80%までが生まれてから3歳までに形成されることは意外に見過ごされているようです。つまり乳幼児期の生活が、その子ども達の一生を左右すると言っても過言ではありません。
おもちゃは、そうした大切な時期に子ども達の情操を豊かにし、社会性を高め、あるいは運動能力を培うなど、他の何ものにも代え難い重要な役割を果しています。
ファースト&ベビートイ
赤ちゃんのおもちゃです
生後1年間は子どもにとっていちばん変化の多い時期です。1ヶ月もたてば赤ちゃんは眼が見えはじめ、耳も聞こえるようになります。そこで、この時期には色や音など感覚に訴えるおもちゃが重要な役割りを果します。
4~5ヶ月頃になると、おもちゃを手で掴み、またすぐに口に持っていこうとします。したがってこの時期には、そうした赤ちゃんの欲求に応え、またなめても無害なもの、危険のないものを選びたいものです。
7~8ヶ月頃からお誕生日にかけては、運動能力も格段の進歩を見せ始めます。おもちゃに対する興味も一段と増す時期です。赤ちゃんの素晴らしい生命力に即し、これをさらに刺激して成長を手助けするよいおもちゃを与えましょう。
プレスクールトイ
就学前のおもちゃです。
乳児期から脱し幼児期に入ると、子どもの知能、運動能力は著しく向上します。戸外での遊びも活発になり、友達もできてきます。男の子と女の子の違いが判然としてくるのも、幼児期の大きな特徴です。
女の子は人形遊びやままごとに興味を示し、男の子はメカニカルなものや冒険性に富んだもの、さらにスポーツものなどに夢中になります。
友達ができることによって、一つのおもちゃを共同で使うことも覚え、簡単なゲームやいわゆる”ごっこ遊び”ができるようになります。子どもの発育段階に合わせて、できるだけ創造意欲を刺激するようなおもちゃを与えたいものです。
また小学校に入る時期近くでは、学習的な要素を持ったおもちゃも有用といえましょう。
スクールエイジトイ
小学生用のおもちゃです。
小学校に入ると学校での勉強が主となり、遊びは軽視されがちですが、児童の社会性を高めるのはむしろ遊びの中からともいえます。
遊びを通して友達との人間関係が育ち、また趣味的な遊びで集中力も養成されます。知能がどんどん発達していくので、大人と一緒にゲームを楽しんだり、またホビー的なものに夢中になる傾向も出てきます。
また女の子はファッションに強い興味を持ちはじめます。大人は絶えず子どもの生活に注意し、子どもの夢を生かすため、よりよい環境の中で、優れた感覚のおもちゃを自主的に選ばせるようにしたいものです。
(引用:日本玩具協会)
まずは、気軽にお問い合わせ下さいませ